TBSテレビ 金曜ドラマ『恋する母たち』で与論島が登場していますね。木村佳乃さんが記憶喪失の夫と再会するあの島です。2016年春の旅の記録です。
のんびりしたいひとにおすすめ
与論島
ヨロンパナウル王国
こちらのページでは、ここ最近じわじわと人気が出てきたヨロン島の魅力についてお伝えできればと思っています。
30年ぶりのヨロン島は、素敵のままでした。(2016年時点の記事です。)
アクセス
鹿児島最南端の島です。沖縄本島の北側に位置します。飛行機の場合は、ちいさな飛行場ですので、鹿児島か那覇でプロペラ機に乗り換えていきます。フェリーでもいけます。
窓際の席が予約できると離着陸の際、ヨロン島のサンゴ礁が空から見られます。
宿泊するところ
人気のプリシアリゾートさん
空港からすぐでプライベートビーチや各種アクティビティーをトータルでサポートしてくれるので人気です。映画「めがね」のロケ宿泊地に泊まりたい場合は「ヨロン島ビレッジ」さんに泊まるといいと思います。一人旅の若い人には民宿もいいと思います。出会いがあって楽しいですよね。民宿を合わせて10くらいあります。
映画「めがね」で予習
小林聡美さん、もたいまさこさんら出演の映画「めがね」で予習しておくと、旅がより楽しくなります。映画「めがね」は「かもめ食堂」と同じ荻上直子さん監督の映画で、どちらもレンタル店で借りられます。
旅の季節
映画「めがね」の世界にひたるなら4月から5月上旬になります。泳ぐなら6月から9月です。
島内の移動手段
若くて根性があれば、レンタル自転車。ひとり旅ならレンタル原付バイク、数人ならレンタカー。おまかせならホテルのツアーメニューかタクシーです。結構..坂があります。
今回の旅では初日以外はレンターで相方と喋りながら楽しんでいました。24時間とか48時間とかで借りると、水平線からの日の出を見に行けます。島内、何処へ行くにも車で10分程度の小さな島です。
入国パスポート
まずは、茶花エリアにあるヨロン島観光協会で「ヨロンパナウル王国」5年間有効のパスポート(400円)を入手して査証欄に入国スタンプを押してもらうと、島内の施設などで割引がしてもらえます。ついでに観光マップも入手してくださいね。
大金久海岸で日の出を観る
百合ケ浜へ
干潮時間の2時間ぐらい前に大金久海岸の案内所にいくとグラスボートで百合ケ浜に渡してくれる人に会えます。毎日、干潮時間、潮位は変化し、百合ケ浜の出現度合いが変わります。その辺を考えて旅行日程を決めたほうがいいです。
干潮間際の百合ケ浜に早くつくと、足跡のないキレイなサンドバー模様の浜に出会えます。レジャーマットを持参してくださいね。
海の窓ぷう さん
ランチとカフェ「海の窓ぷう」さんです。大金久海岸を見渡せて、干潮時に浮かび上がる「百合ケ浜」がみえます。とっても丁寧で心地よいお店です。
(現在営業されているかどうかは要確認です。)
窓辺から景色
与論島の海は、刻々と色が変わっていくのでずーっと見ていても飽きないですよ。
赤崎海岸にて
赤崎海岸も魅力的です。サンゴや貝殻を拾ったり、ヤドカリさんと出会えるかも。
かき氷 味咲(みさき)さん
赤崎海岸入り口にあります。木村のアホとか...かわったメニューがあります。ちょっと食べたいだけならsmallサイズのあります。レギュラーサイズを二人でわけてもいいです。
プリシアリゾートでの夕食
ふたつのカフェレストランがあります。丁寧に作られていてお値段も良心的です。今回の旅では3食ともここでいただきました。品のよい薄味で美味しくて、そしてとっても居心地もいいです。
与論けんぽう
お酒が飲める人は、与論献奉(よろんけんぽう)が体験できる茶花エリアの居酒屋さんへ。わたしも30年前は挑戦しました。
天気予報
気象庁やその他の天気予報はまるであてになりません。降水確率100%なら降りますが、40%とか70%とかでしたらくもり時々晴れとか。そんな感じです。スコールのように時折降る感じです。地元の人が一番よく知っています。
スーパーA-COOPさん
茶花エリアには、なんとA-COOPさんがあります。おやつとか、お土産をここで買うこともできます。わたしたちも毎日行って与論島の日常を体感していました。
地元の食材のチェックも楽しいです。こちらのお魚ですとグルクンとかシイラ(こちらの地域ではマンビキっていいます)とか。キャベツは巨大です。黒糖のお菓子とかもあります。
星空がキレイ
与論島は闇夜になります。晴れの日は星空がとってもキレイです。
懐中電灯を持参してくださいね。
飛行機出発まで
お泊まりがプリシアリゾートなら、チェックアウト後、ホテルのビーチやカフェレストラン「アネリア」さんなどで、旅の思い出のおしゃべりや読書がおすすめ。本をもって行かれるといいと思います。
与論空港ロビーにて
与論空港、小さいですがちゃんと保安検査場とチェックイン機あります。保安検査場にはいる手前ロビーに「人生ゲーム」すごろくの絵が2つあります。そのうちひとつには、実在するお店名がはいっていて笑えます。「台風で家がこわれる$1000払う」とか「Aコープに野菜を売って$1500もらう」とか...
観光施設もあるにはあるけど
映画「めがね」では、ユウジさんのセリフで、観光する施設なんてありませんよ!っていうくだりはありますが、ユンヌ楽園、赤崎鍾乳洞、サザンクロスセンター、与論民族村など観光のために作られたホントに小さな施設があるにはあります。よくばらないで、ひとつふたつだけでいいと思います。滞在中はその日にならないとお天気がわからないので、お天気の状況で予定を立てるくらいの気持ちで楽しむのが、ヨロンらしい過ごし方かもしれません。レンタカーを予約しておけば、晴れでも雨でも安心ですね。