静かな湖畔の白鳥オデットを描きました。
後方には、舞踏会の開催される王宮を描いています。
この後、王子と出会うことになります。
あらすじ
王子ジークフリートは、母親から明日の舞踏会で花嫁を選ぶよう命じられます。
ただ王子にその気はなく、白鳥狩りに湖へ向かいます。
湖畔では1羽の白鳥が岸辺に上がり、美しい娘に変身しています。
娘の名はオデット。
オデットは侍女(じじょ)たちと共に、悪魔の呪いにかかり、昼は白鳥、夜は人間に戻ることになったことを王子に話します。
この呪いを解くには、愛を誓ったことのない男が、愛を捧げることでした。
2人は惹かれあうものの、夜明けとともにオデットは白鳥に戻り、飛び去って行きます。
王宮の舞踏会場には、次々と王子の花嫁候補が訪れます。
ただ、王子はオデットのことを想い続けます。
そこへ、客に変装した悪魔とオデットに化けたオディールが現れます。
王子はオディールをオデットと思いこみ、結婚の誓いをしてしまいます。
その途端、悪魔とその娘は正体を現し、窓には悲しげなオデットの姿が映ります。
王子は、湖に戻ったオデットに許しを乞います。
オデットは王子を許し、2人は湖に身を投げることになります。
二人の愛の力に悪魔は滅びます。
そして二人の魂は永遠に結ばれます。
悲しくとも優雅さと余韻を残すペンダントトップになりました。