
【幸福な王子】
詩人オスカー・ワイルドの幸福な王子 - The Happy Prince のペンダントトップを製作いたしました。
[あらすじ]
ずいぶん昔のお話です。
町の空高く高い円柱の上に、王子の像が立っていました。
全身に純金の箔が着せてあり、眼には二つのきらきらしたサファイアが、そして大きな赤いルビーが剣の柄に輝いていました。
慈愛深い王子。
世界の困窮した人々に慈しみをと。
王子は剣の赤いルビー、自らの眼のサファイヤを抜き取ります。
そして、小さなツバメに世界中の困窮している人々に役立たせるように託します。
ツバメは帰ってくると、目の見なくなった王子の代わりに世界中で見たものを王子に話してくれます。
自らの金箔も剥がして、貧困の子どもたちに分け与えるようにと、ツバメに託します
そして最後には王子は、鉛(なまり)の心臓だけになります。
・・・
やがて雪が降り、ついにツバメも尽き果ててしまいます。
・・・
天使が降りてきました。
この二つを天国に届けます。
・・・
王子もツバメも幸せでした。
[製作あとがき]
幸福な王子は、過去にも何度か製作しておりますが、今回は、下絵から描き直して再製作いたしました。
緊迫した世界情勢のなかでも、それぞれの地域にて、人々は優しくしていられるようにと願っております。