Q&A

よくいただくご質問

Q.金属の素材は何ですか。

 

A.真鍮(しんちゅう)という金属になります。真鍮は、銅と亜鉛の合金です。古くから美術品、楽器、建具に利用されています。英語ではbrassと言います。

 

素地のままですと、時の経過と共に、酸化・錆が発生しアンティークな風合いを醸し出す素材です。


Q.お手入れはどうすれば良いですか。

 

A.酸化や錆による変色を抑制するために、コーティングが施してございます。


日常のお手入れは要りませんが、濡れた場合は柔らかい布でやさしく拭き取っていただければ大丈夫です。


少しづつですが、色合いは濃くなってまいります。

 

ピカピカに磨かれたい場合は、研磨剤の入った金属磨きの布※を使用いただければ、コーティングは除去され、金属の表面を磨き上げることができます。まずは角の小さな範囲にてコーティングの剥がれ方を確認しながら行ってください。

※ダイソー金属磨きクロスなど。

 

現在は、コーティングは2種類あり、作品の風合いに合わせて選択しております。

・防錆油浸しによる皮膜形成

・ウレタン樹脂吹付塗膜形成

 

絵柄に光沢のある背景色が入っている作品は、磨き方が少し難しいと思いますので、やや強固なウレタン樹脂でコーティングしてございます。経験上、メンテナンスは必要にはなってこないと思います。

 

これらのコーティング方法は、それぞれメリット・デメリットがあり、どちらが優秀とか劣っているとかいうものではございません。

 

ご不明点がございましたら、お問い合わせください。


Q.ペンダントトップは、チェーンや紐をつけてもらえますか。

 

A.クラフトイベント販売では、オプションで本革紐・チェーン、バッグチャーム用チェーンをご用意しており、お仕立てしてお渡しすることができます。(数に限り有ります。)


Q.どのようにして製作されてますか。

 

A.大まかな流れは以下の通りです。

 

(1)構想 題材の検討・作画。

ここが作品作りのスタートとなり、何度も原画の描き直しをしています。

テーマをもとに私の世界観でデザインしています。

 

(2)美術・銅版画技法にて、真鍮板材に大まかな絵柄を彫り込みます。

英語ではエッチングといいます。16世紀にヨーロッパで発明された古典的な技法です。

原理については美術エッチングのキーワードでお調べ下さい。

 

(3)糸ノコギリで切り出し、ヤスリで削り、槌を使用して叩きだし、全体の形を作っていきます。

 

(4)ガスバーナーで銀ロウを溶かし部品の接合をします。

ロウ付けと言います。

 

(5)工具を使い手作業で絵柄を仕上げていきます。

模様を描いたり、深く彫り込んだり、丸めたりという作業になります。

 

(6)全体の研磨を行います。

 

(7)作品によってピカピカの鏡面仕上げやアンティーク加工、ぶつぶつ梨地加工など、多様な表面加工を行います。

 

(8)酸化やサビを抑制する表面薄膜コーティングを行います。

全ての製作工程にて、個体差がおき、個々の作品の個性となります。

展示販売の際には、お好みの作品を選んでいただければ幸いです。

 

構想から最終工程まで、数ヶ月〜1年かけて製作した作品が皆様のもとへいきます。


Q.通信販売はしていますか。

 

 A.大変申し訳ございません。私一人の手作業による製作のため、年間に制作できる数に限りがあります。年数回のクラフトイベントで手渡しのみでの販売とさせていただいております。

 

 皆様との出逢い、再会を楽しみにしております。 

 

メンテナンスのご依頼は常時賜っておりますのでご安心ください。


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TEL 090-7313-8832 井上まで

 

よろしくお願いいたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。